くせ毛は”重たさ”と”長さ”が必要という風に言われていますが、果たしてその通りにしてクセが収まっている方はどのくらいいますでしょうか?
僕の考えとしては、こと【クセを活かす】という時に限ってはちょっと上記のことは当てはまらないのでは?と思っています。
くせ毛を活かすには”隙間”と”動き”が必要
クセを活かすときに大事なのは”隙間”と”動き”だと思っています。
写真のお客様は重たさと長さはあるのですが、隙間と動きがないので裾に向かって広がりが出てしまっています。
別にロングやミディアムが悪いとかいうわけではないのですが、クセを活かすにはこの状態だとなかなか難しいかもしれません。
やっぱりある程度スッキリとさせることが必要になると僕は考えています。
お客様自身もご来店の段階からショートヘアにすることを望んでいましたので、手入れのことや自分のクセの状態などを話させていただきバッサリ行かせていただきました。
もちろんカットだけでこの状態にはなりません。
クセの状態に適したセット剤を使っていくことが大事になってきます。
今回はジェル仕上げ。
なぜジェルかというと、やはり“隙間”を強調させたいからです。
濡れている状態の時がくせ毛の方にとって1番しっくり来るのは、バラバラになっている髪の毛が水分によって束になり、そこに隙間が生まれるからなんです。
だからジェルはその状態を擬似的に作ってあげるのは最適なセット剤と言えます。
自分の髪質に合わせたセット剤を選ぶことはとても大事なことですね。
長野県以外の方でもNUIのLINEからご連絡をいただければ相談くらいはのってあげられるかと思いますので、まずはご連絡を^^